2011年 06月 23日
ヴェネツィアの記憶 |
10/11/04撮影。
ご無沙汰しておりました。2度目になりますが昨年行ったイタリア・ヴェネツィア、ビエンナーレ建築展の事など少しずつ書いて行きます。
*写真はサンマルコ広場近くのサンマルコ運河とジュデッカ運河とカナルグランデ(大運河)が入り交じり展開する風景。大理石模様のような夕日の美しさにしばし見とれたものです。
左奥に小さく見えるのが、パラーディオ設計レデントーレ教会(1592年完成)、右側のドームが載ったのはサンタマリア・デッラ・サルーテ教会(1681年完成)。サルーテ教会から突き出た三角形プランの部分は海の税関だった建物。現在は安藤忠雄設計の現代美術館となっており、外観からは想像も付かないモダンアートが展示されています。(2009年6月6日オープン)海の税関を改修しプンタ・デッラ・ドッガーナ(税関岬)美術館と改名。
*プンタ・デッラ・ドッガーナ美術館内部は撮影禁止。監視カメラと厳しい監視員に見張られ、撮影は断念。上記単語がブルーになっている部分をクリックすると、どれかで展示風景の内部写真が見れます。
このプンタ・デッラ・ドッガーナに先駆けて2006年4月オープンしたパラッツオ・グラッシも現代美術館として生まれ変わりました。どちらも、フランスのピノー財団からの依頼で安藤忠雄が改修設計したもの。
ヴェネツィアを初め、イタリアの諸都市はどこへ行っても旧市街地を古いまま残し、内部を現代風にアレンジして改修している建物がほとんど。イタリア人は過去も未来も大事にする人達です。
続く・・・。
*単語をコピペ(コピー&ペースト)してGoogleなどで検索すると、ヴェネツィアに関して書かれたもの&写真が沢山見つかります。お試し下さい。
by otani_arc_mac
| 2011-06-23 23:13
| イタリア